予言の検証と云う意味では 第四/五回目の「天使軍とサタン軍の戦い」が発生したことの方が「アメリカの貿易センタビルの爆破事件」より重要です。
何故なら,「アメリカの貿易センタビルの爆破事件」は 所詮,ロ−カルな出来事で,宇宙全体の推移を予言する出来事でないからです。
「諸世紀」の予言では「天使軍とサタン軍の戦い」が十一回あり,宇宙で闘われると記載されていましたが,過去に解読した時点では 理由が分かりませんので本当に十一回も闘うのか疑問であったからです。
現在の私には 十一回も闘う理由がわかりません。
しかし,観測的な事実として,五回闘っていると思われる「天使軍とサタン軍の戦い」の現象があります。
そうなると,これらの予言は 予言としての信憑性があることを認めなければなりません。
そして,今後,どれくらいの周期で「天使軍とサタン軍の戦い」があるか分かりませんが,少なくとも11-5=6回の戦いがあると考えなければなりません。
3/4/5回目の戦いは ここ一ヶ月間に発生していますので,この周期が維持されるとすると,約2月後に予言された「天使軍とサタン軍の戦い」は終わります。
そこで,「都市攻撃」が起こるのかもしれません。
それと,この十一回の「天使軍とサタン軍の戦い」が存在するのであれば,「第十章第七十二編」の意味合いは 変わりますので,解読の方法を再検討する必要があります。
現在までに観測されている事実と推測の延長を考えていきますと,「第十章第七十二編」は 「宇宙での最初の戦いの時期」と「その後の地球上の出来事」を示唆している予言となります。
そこで,「第十章第七十二編」の再検討をしてみましょう。
「第十章第七十二編」の予言は 下記の通りです。
この予言は 「都市攻撃」と「ノアの大洪水」の関係を説明していると考えられますから,以前の解読を基本的に変更する必要は 無いと思います。
ただ,第一行の年代の理解にあると考えています。
{原書}
L'an mil neuf oens nonante neuf sept mois,
Du ciel viendra un grand Roy d'effrayeur,
Resusciter ie grand Roy d'Angolmois,
Avant apres,
Mars regner par bon heur.
{原書置換}
L'an mil neuf oens nonante neuf sept mois,
Du ciel vien un grand Roy d'effrayeur,
Resucess ie grand Roy d'Angoissant+l+mois,
Avant apres,
Mars regner par bon heur.
{原書直訳}
1999年7の月,
天から恐怖の大王が来る,
アンゴルモア−の大王を蘇らせる為に,
前後,
火星は 有益な幸運で支配する。
語句の解読は 今まで予言の解読と同じですので,必要な方は そちらを参照して下さい。
この予言詩は ノストラダムスの予言の中でも珍しく,四行詩の形式をしていますが,一遍の詩の形です。
普通,彼の予言詩は 2行2編で4行詩の形をしていますので,私も含め全員が,
「1999年7の月に天から恐怖の大王が来る」と翻訳しました。
しかし,彼の予言は この予言詩以外,具体的に年代を指摘したものはありませんし,他の預言者による予言の多くが年代や月を同時に記載していませんので,解読するときには年代の記載を怪しむか,取りあえず保留する必要がありました。
そこで,年代を保留してみましょう。
そうすると,この予言詩は 下記のようになります。
天から恐怖の大王が来る,アンゴルモア−の大王を蘇らせる為に,
前後,火星は 有益な幸運で支配する。
以上の詩を見ると,彼の予言詩の形式としても問題なく一致します。
そして,「天から恐怖の大王が来る」ときの前後の予言であることが分かります。
そうすると,「1999年7の月{に}天から恐怖の大王が来る」のではなくて,「1999年7の月{から}天から恐怖の大王が来る前半の期間と後半の期間,火星は 有益な幸運で支配する」となります。
現実に「1999年7の月{に}天から恐怖の大王が来る」と解読した期日には 「都市攻撃」は ありませんでした。
ですが,「1999年7の月{から}天から恐怖の大王が来る前半の期間と後半の期間,火星は 有益な幸運で支配する」と解読すると,太陽系での戦いが始まる時期と「都市攻撃」に至る期間の説明になりますので,現在の太陽系での戦いの様子と回数などの推移と整合性がとれます。
従って,現在の私は 単に「1999年7の月,」と切られて記載されている内容を,かってに彼の2行2編の形式と受け取り2行目と繋ぎ「1999年7の月{に}天から恐怖の大王が来る」と安易に翻訳変換したことに誤りがあったと考えています。
ただ,結果からみると,宇宙での戦いの観測事実を1999年7の月に認識しましたし,多くの方達も何かが起きていると気が付きましたので,この予言は ある面で目的を達成したのではないかと考えています。
「第十章第七十二編」を修正して,{直訳を意訳}してみましょう。
天から恐怖の大王が来る
1999年7の月からの前半の期間と後半の期間,
火星は 有益な幸運で支配する。
- 「堕落天使サタン」に支配された神々の軍隊が宇宙から来る。
地球の人類同士の戦争や紛争を仕掛けている張本人は 我々であることを知らせる為にやって来る。
- そして,「ノアの大洪水」で人類を絶滅させるので,それ以上の科学の進化をして宇宙に出てくる事がないように知らせに来る。
- 「ノアの大洪水」で生き延びる人類がいないように,科学技術の集中している都市と工業地帯を破壊して手足をもぎ取る為に来る。
- また,月人の軍事訓練兼レクレ−ションとして「人間狩り」をしに生き残る可能性の高い軍事組織の破壊をしに来る。
- 人類を滅亡(破棄)させる準備として来る
- 1999年7の月から攻撃までの前半の期間と後半の期間,軍神「ノアの大洪水」は 発生しない。
{平易意訳}
「堕落天使サタン」に支配された神々の軍隊が宇宙から来る。
「人類の支配者」が誰れであるかを知らせる為にやって来る。
人類同士の戦争や紛争を仕掛けている張本人は 我々であることを知らせる為にやって来る。 そして,「ノアの大洪水」で人類を絶滅させるので,それ以上の科学の進化をして宇宙に出て来る事が無いように知らせる。
そして,「ノアの大洪水」で生き延びる人類がいないように科学技術の集中している都市と工業地帯を破壊して手足をもぎ取る為にやって来る。
また,軍事訓練兼レクレ−ションとして人間狩りをしに生き残る可能性の高い軍事組織の破壊を実施する。
人類を滅亡(破棄)させる準備としてやって来る。
従って,この攻撃を「ノアの大洪水」と間違って理解し解読しないようにして下さい。