「予言」アラカルト
- 予言の論争の行方
- 昨年末にテレビ朝日(03-3587-5111) 時間:21-23.30
「あなたは生き残れるかビ−トたけしの世紀末ノストラダムス大予言1999年恐怖の大王の謎完全決着スペシャル」と大変に長い題名の番組が有りました。
私のサイトの読者の皆さんも多数の方が見られたと思います。
内容は 大王の内容について6通り検討するかたちで構成されていたが,予想した通り退屈な番組であった。
それぞれの可能性の取材の内容以外のディベ−ト(討論)の殆どの時間,肯定派と否定派に別れディベ−ト(討論)形式にしていたが,「ノストラダムスの予言の1999年恐怖の大王」について罵り合いをしていた。
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先月,この事に付いては 説明をしましたので記憶にある方達も多いと思う。
ところが,先日「週間ポスト」の世紀末のカラムで否定派の大学の先生が「ベスビオス火山」へ息子を連れて予言の日に行くと主張していた。
大学の先生は 息子を犠牲にしてでも自己の立場が正しいと主張したいのだろうが,皆さんは 何かおかしい事に気が付かないだろうか?
勿論,現在,私には 「ベスビオス火山の大爆発」が恐怖の大王であるかは分からない。
しかし,息子を担ぎ出さなければならない問題なのだろうか?
私が何故にこの様な疑問を持つかと云うと,私は 次ぎの様に考えているからである。
事の本質は 「ベスビオス火山の大爆発」が存在するか否かである。
所が,残念なことに現代の人類の地震学者は 一週間後の火山や地震を正確に予測出来る技術を所有していません。 神戸大震災が良い例です。
そうすると,現実は 一年後の「ベスビオス火山の大爆発」を予測出来ないのである。
そもそも,この様な予測を肯定したり否定したりする論争の行為自体に無理があると考えます。
そうすると,「ベスビオス火山の大爆発」が無ければ単なる予言ゲ−ムを楽しんだ事になる。
「ベスビオス火山の大爆発」が存在したとした場合は その被害の程度を検討すれば良い。 過去の大爆発では 火山の周囲に置いて被害が甚大であるが,地球上の90%以上の地域では 爆発に依る気象変動しか問題にならない。 そうすると,地球上の90%以上の地域,増して地球の裏側の日本では 「恐怖の大王」とはなり得ない。
従って,「ベスビオス火山の大爆発」の有無は 日本人や地球上の90%以上の人々にとって問題になり得ない。
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また,「カッシ−ニの墜落」についても論争していた。
この論旨は 30Kgのプルトニュ−ムの拡散に依る人類の大量死が「恐怖の大王」であると主張しているものである。 この論争も酷いもので見るに耐えないものであった。
私なら,地球に接近して大気圏に落下するのであれば,スペ−スシャトルで回収するか,ミサイルで地球に接近する前に破壊してしまえば良いと考える。 現在の人類の科学技術で十分に実施出来るからです。
勿論,原子炉を搭載した人工衛星の落下事故を人類は 幾度も経験しています。
落ちても落ちなくても,何れでも対応出来る内容で,過去にその事故を「恐怖の大王」と人類は 呼んだことがありません。
もし,落下して30Kgのプルトニュ−ムが大気中に完全拡散したとすると,その濃度は
30Kg/(10,000m*4*3.14*6370,000m*6370,000m)=3/(4*3.14*0.637*0.637*100,000,000,000,000,000)=3/(5.096*100,000,000,0000.,000,000)=0.5887kg/100,000,000,000,000,000=5.887mμμg/m*m*mとなり極めて低濃度である。
1立方メ−トルの単位体積あたりの濃度がこの程度であればであればさし当たって問題になり難い。
勿論,この計算は 地球全体に拡散し沈下している理想的条件であるから現実的でない。 この場合,特定の都市に落下して狭い地域に拡散すれば危険な濃度になり,その地域の人々にとって「恐怖の大王」になる。 だが,人類にとって恐怖の大王とは なり得ない。
そうすると,特定の都市に落下する確率を計算してどの様に行動するかを決めることになる。
心配性の方は ガスマスクを購入するかもしれないし,楽天家は 笑ってすますかもしれない。
何れにしても,私が期待したのは その確率と被害の可能性であったが,余りにも愚かな本質から離れた内容であった。
否定派は 交通事故に絶体に会わないので保険料を支払わない。
肯定派は 交通事故に絶対に会うので保険料を支払う。
と言っていることに他ならない。
- ロシア連邦
- 先日,初めてロシア連邦からの訪問があった。 特別にロシア連邦へ案内を送ったことは 無い。 時折,正体不明のサイトからの訪問があるが,今回の訪問も宇宙関連の様に思える。 どうやら,関連する機関の方達の話題になっている様だ。
彼らは 地球の付近をサンタクロス(UFO)がウロチョロしているのは分かつている様だが,「奴らが先に来ている」なんて喚いているくらいだから,彼らには 何故いるのか何者か分からないようだ。
彼らは 人々が動揺しない様にひたすら隠しているが,本当の所は 内心穏やかでないらしい。 そこに,いきなり神様(月人)達の話をしだしたから興味を持つたらしい。
私のサイトを読んだとするなら,今頃は 本当かどうか必死になって検討しているのだろう。 私のサイトには 検討するに必要なヒントをドッサリ記載してある。 彼らの回答が楽しみだ。
- 読者の方からロシア連邦について,下記の様な興味のあるメ−ルをいただいた。
「1908年6月30日にロシアのツング−スカで起きた大爆発の件の記事でしたが、大爆発に関し驚愕の仮説が登場した。あの爆発は、天空からの浸入者に対し、迎撃のための防衛システムが稼動した結果だというものです。 以下は、ロシアの若手研究者の1996年にフィンランドのヘルシンキで行った講演の内容です、(1908年6月30日に空から何が落ちてきたのか、そんなことは問題ではない、はっきり言ってしまえば、落ちてきたものが単に、ゴミだったとしても、あの大爆発の本質は変わらない)
(ツングスカ第爆発の本質は、我々のすむこの地球にある。空から何かが落ちてきて、地球上に存在する何かがそれに反応して未曾有の大爆発が起こった----これがツング−スカの大爆発なのである)
このツング−スカの大爆発、現場一体は現在立ち入り禁止区域に指定されているが、ここから、前代未聞の巨大地下遺跡が発見された、建造年代100万年前で近代的で今なお完璧に作動しているばかりか太古より異人類が潜みつずけている。」
ツング−スカの大爆発について,私は 先史の文明の核爆弾の様な物が何かの理由で爆発したのでは無いかと推測していた。 それについての未確認情報ですが,建造年代100万年前の施設が発見されたとは 思いがけなかった。 理由は 現代に残っている伝説からは 精々5−10万年前までで,それ以前にも当然に存在するはずの文明については わからなかったからです。
もし,そうであるとすると,ロシア連邦について興味のある推測が出来る。
現場一体の現在立ち入り禁止区域が解除されるのは 西暦1999年6月からとされている。 皆さんは この指定期間に不思議を感じないだろうか?
ロシア連邦に許可を申請しても,その許可は きっと西暦2000年以後にならないとおりないだろう。 もし,即日,許可がおりたとしても実際の調査期間は 数ヶ月必要になり,結果は 西暦1999年10月以後になる。 そうすると,「私の予想している都市攻撃」は 西暦1999年10月であるから,調査どころでなく実質的には 調査を永遠に許可していないことになる。
ロシア連邦は 本来なら禁止区域にするより観光地にしたほうが外貨も稼げる。 常識的には 遙か以前に解放しても良いはずであるが,ロシア連邦にも知らせたくない方達が中枢部にウジャウジャいるようだ。
私は 素直だから直ぐにこの様に邪推してしまう!
- マスメデア
- 読者の方から,昨年ラジオ番組で私のサイトの内容に関連する様な話があったようだ。 ただ,取り上げると内容が内容だけにパニックになると,直ぐ別な話に振ったそうです。
先日も思いがけないサイトから訪問いただいた。 結構,マスメデアの方達にも隠れて噂は 流れているようだ。
ただ,内容が内容だけにどの様に取り扱ってよいか分からないらしい。
- 今月から,「世界で初めての予言の予測の検証」を本格的に進める。
マスメデアの皆さんがどの様に対応されるか? 「予言の予測」の様に推移するか大変に興味が湧くところです。
皆さんも宜しく「予言の予測」の推移を監視される様にお奨めします。
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