世紀末の研究報告
ノストラダムスの「諸世紀」

第十二章第五十二編

{原書}

Deux corps un chef,champs divisez en deux,
Et puis respondre a quatre ouys,
Petits pour grands, a pertuis mal pour eux,
Tour d'Aiques foudre, pire pour Eussovis.

{原書置換}

Deux corps un chef,champs diviser en deux,
Et puis respondir a quatre ouys(oui=ouir),
Petit pour grand, a pertui mal pour eux,
Tour d'Aiqu(e) foudre, pire pour Eussovis(euss+ovins).

{原書直訳}

二つの胴体の厚みと一つの長,その範囲は 二つに分裂する。
そして,それから輝く四番目の供述を聞く。
高貴の為に取るに足らない,それらの為に「水門の様な災難」を持つ。
「大樽の様な物」の激しい回転塔,「卵包膜の様な物」の最悪の出来事の為に。

{直訳を意訳}

二つの胴体の厚みと一つの長,その範囲は 二つに分裂する。
(「滑り回転する2層のマントル層」と「滑り回転しない内部のマントル層」の上部マントル層は 破断する。) そして,それから輝く四番目の供述を聞く。
(聖書の予言の第四の出来事が発生する。) 高貴の為に取るに足らない,それらの為に「水門の様」な災難を持つ。
(新人類の誕生の為の取るに足らない産みの苦しみ,水門を突然開き濁流に押し流され全滅する災難を持つ。) 「大樽の様な物」(「ノアの大洪水」)の激しい回転塔(塔の様に成った大津波),最悪の出来事の為の「卵包膜の様な物」。(地球卵を包む「地殻とプレ−ト層」の表面で起きる出来事)

{平易意訳}

「滑り回転する2層のマントル層」と「滑り回転しない内部のマントル層」の上部マントル層は 破断する。
そして,それから人々は 輝く聖書の予言の第四の出来事が発生する。
高貴の為に取るに足らない,それらの為に「水門の様」な災難を持つ。
新人類の誕生の為の取るに足らない産みの苦しみ,水門を突然開き濁流に押し流され全滅する災難を持つ。
「ノアの大洪水」の激しい塔の様に成った大津波,地球を卵に例えて「卵を包む地殻とプレ−ト層」の表面で最悪の出来事が起きる

{解説と補足説明}

この予言は 造語が有りますが極めて分かり易い予言詩です。
この詩の解読のポイントは
(1)Eussovis(euss+ovins)の変換と卵の例えに気が付く事。
(2)「四番目の供述を聞く」が聖書の予言の四番目を指摘している。
(3)三,四行目の詩は 「ノアの大洪水」の大津波の例えである事に気が付く。
です。
「諸世紀」で説明している内容の多くが「例え」で表現されています。
そこで,今回は あえて「大樽」は「大樽の様な物」と表現しました。
本来,この様に「−−−の様な物」「神話の−−−の様な者」と表現して解読の説明をするべきですが,私の解説では 「−−−の様な物,者」の表現を省略しています。

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