世紀末の研究報告
ノストラダムスの「諸世紀」

第十章第九十二編

{原書}

Devant le pere l'enfant sera tue,
Le pere apres entre cordes de jonc,
Genevois peuple sera esvertu,
Cisant le chef au milieu comme un tronc.

{原書置換}

Devant le pere l'enfant sera tue(e),
Le pere apres entre cordes de jonc,
Genevois peuple sera evertuer(s),
Cisant(Ci+sante) le chef au milieu comme un tronc.

{原書直訳}

創始者の前で子孫は くたくたに疲れ死んだ。
創始者の後で「い草のロ−プ」の中で,
ジュネ−ブの人々は 力一杯に努力する。
首長の今の健康は 一つの家系の境遇にある。

{直訳を意訳}

創始者の前(「ノアの大洪水」を創設した「堕落天使サタン」)で子孫(「人間の太陽」の子孫)は くたくたに疲れ死んだ。
創始者の後(「堕落天使サタン」との戦いの後で)で「い草のロ−プ」の中(ロ−プで強固に結合された様な「太陽の本質達」の状態でである)で,
ジュネ−ブの人々(人類の世界の人々)は (この難局で)力一杯に努力する。(可能な限りの努力をする)
首長の今の健康(「人間の太陽」の状態)は 一つの家系の境遇(「人間の太陽」の家系故である)にある。

{平易意訳}

「ノアの大洪水」を創設した「堕落天使サタン」の前で「人間の太陽」の子孫は くたくたに疲れ死んだ。
「堕落天使サタン」との戦いの後で「い草のロ−プ」で強固に結合された様な「太陽の本質達」の状態でである。
人類の世界の人々は この難局で力一杯に努力する。(可能な限りの努力をする)
「人間の太陽」の状態は 一つの「人間の太陽」の家系故である。

{解説と補足説明}

この予言は 特別な造語も無く極めて分かりやすい予言詩です。
この詩の解読するポイントは 下記の通りです。
(1)創始者を 「ノアの大洪水」を創設した「堕落天使サタン」の意味である事に気が付く事。
「創始者の前で子孫は 疲れて死ぬ」の表現から子孫は 「太陽」になります。

(2)戦いの後で「い草のロ−プ」を結合された状態で疲れて死ぬわけですから「太陽の本質達」の意味になります。
(3)「ジュネ−ブの人々」は 「世界連盟の置かれた所」の意味から「世界の人々」の意味になります。
(4)「首長の今の健康」の表現になっていますが,「首長の今の立場」と理解するのが正しいのです。
そうすると,「太陽の今の立場は 一つの家系の境遇にある」と置き換えられ,意味がよく分かります。
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この予言詩は 「太陽」に境遇の説明と世界の人類の皆さんの努力の説明をしています。
そして,「太陽」の第二課題の説明をしています。

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